最近の歯科医院では患者側も消毒は欠かせない

歯科医院で感染症と言われたら、肝炎に関する感染症を指すことがほとんどでした。
肝炎にも種類があり、AからEまである中で特に歯科において注意するべきはB型肝炎とC型肝炎のような慢性肝炎になります。
何故この二つかと言えば、この二つの肝炎は血液が主な感染経路になるからになります。他の肝炎は主に経口感染か性感染になるのと、急性肝炎になる為治療済みのことがほとんどだからだと思います。
普通の歯科治療においてはB型とC型肝炎の方の場合には細心の注意をはらっていることがほとんどになります。
予防接種や輸血で感染された方も多く、訴訟問題にもなっているので、守秘義務はもちろん、患者さんに不快に思われないよう正しい知識を持ち接するように歯科医院側も心得ていることと思います。
普通の生活をしていて感染することはまずないので、隣に座っている患者さんが感染することはありません。しかし、麻酔針などの針刺し事故が起きないように、歯科医師を始め治療にあたるスタッフは細心の注意をはらっています。
歯科医院は口腔内という一番感染しやすい箇所の治療にあたる為、感染症対策はとても厳しく行なっています。感染を恐れて歯科医院に行かないというのであれば、家から一歩も出られないのではないかと思うくらい、その他の場所の方が余程感染力は強いのではないでしょうか。
見た目も綺麗で診察室も清潔にしている歯科医院であれば、感染症対策はきちんとしていると考えても良いと思います。
歯科医院の感染症対策としては、診察器具の消毒滅菌と、使い捨てエプロンの使用が一般的なものとして挙げられます。
今は特に感染という言葉に敏感なので、以前よりも一層、感染症対策には気をつけていると思います。